西 洋 占 星 術

用 語 解 説

星占いのページへ


■ コンテンツ
INDEX TOP
A あ~お
B ば~ぼ
C c
D だ~ど
E e
F
G が~ご
H は~ほ
I
J
K か~こ
L
M ま~も
N な~の
O o お
P ぱ~ぽ
Q く、きゅ
R ら~ろ
S さ~そ
T た~と
U
V
W わ
X
Y や ゆ よ
Z
星座とサイン
ディグニティーの表


スカイプ
西洋占星術スクール
レッスン詳細
レクチャーの概略は
レッスン詳細のページで
お確かめください。

スクール(通信コース)

 ■ 用 語 解 説

トランスファー・オブ・ライトtransfer of rightトランスファー・オブ・ライト

略してトランスファー。より早い惑星達は、他の遅い惑星達の光とその性質を、小さなリセプションでもあれば、角度に従った接合を行った後のセパレートしたときに運びます。その方法は2つあります。

トランスファー・オブ・ライト 1。(略して TL1)
惑星Aからセパレート(離れた)した惑星Bが移動して行き、惑星Cにアプローチ(接近・接合)をすることで起こります。下の図で、水星と木星が質問の何らかを表していて、それが結び付くことによって物事が完成するとします。木星の光と性質は、月によって水星に届けられる事になります。ここで、木星と水星の間にアスペクトが無くても、月によってアスペクトに準じるものが完成します。例えば、恋愛の質問で「私と彼は結ばれますか」といった質問であれば成就します。

注意すべきことは、惑星Aと惑星Bの間に、小さくてもリセプションが存在していなくてはならないことです。多くのテクスト類(伝統的な占星術の本でも、書かれていないものが多々あります)でも、あまりこの事は書かれていません。

トランスファー・オブ・ライト その1

トランスファー・オブ・ライト 1型


AとBの間にリセプションが無いというのは、下記のような状態のことです。惑星たちは同じ配置でもトランスファーが成立しません。下記のチャートでは、A(木星)とB(月)の間にリセプションが生じません。何故なら、月のある♑のサインで木星がフォールになるからです。フォールの惑星は、サインのロードやイグザルテーションのロードにレシーブされていないとリセプションが生じないのです。

このことも、ほとんどのテクスト類に書かれていません。フォールの惑星がリセプションを生じさせない時と、リセプションを生じさせる時の違いは、とても理解するのが厄介な概念です。でも、これを知らないと、ホラリー占星術のチャートは読めません。というか、間違えてばかりになってしまいます。『星の階梯 II』に、少しだけ書きました。でも、全容は書いていません。歴代の書籍でも、網羅的に書かれたものは一冊もありません。アラビアの占星術師サエルの書いたものと、グイード・ボナタスの書いたものを読めば、何とか理解できます。

トランスファー・オブ・ライト その1

形の上では、トランスファーに見えますが
上記は、トランスファー・オブ・ライトが成り立ちません。
しかし、月と水星のアスペクトだけは、一応成り立ちます

上記の質問であれば、私と私の共同表示星がアスペクトするだけで、彼との間の成就を期待できなくなります。月が木星からセパレートしてきた時に、月は木星の光を受け取れていないからです。(リセプションが生じなかったからです)


トランスファー・オブ・ライト 2。(略して TL2)
惑星A(金星)は始めに惑星B(太陽)にアプローチをしに行き、次に、惑星B(太陽)は惑星Aの光や性質を携えて、惑星C(火星)にアプローチをしに行く形です。このことは、近づく惑星がその光や性質を押し付けて引き渡すことで可能となります。下の図で、金星と火星に何らかの関係があれば物事が成就するとして、金星と火星の間に太陽があります。直接金星と火星のアスペクトは無いのですが、太陽と火星の間にアスペクトが存在することから、太陽が間を取り持ちます。

トランスファー 2型

ここでも、物事の完成に至らせる為には、始めの2つの惑星AとBの間にリセプションがある必要があります。上図のトランスファーには金星と太陽の間にリセプションがあるので完成します。また、強い(イグザルテーションによる)リセプションがありますから、コンバストにもなりません。

何故、最初の2つの惑星だけにリセプションが必要なのかというと、惑星たちはこの世の出来事を反映しています。すると、例えば、最初の2人の人物のどちらかが頼み、もう片方が請け負ったとします。最後の人との間に入った請け負った人物は、最後に渡す人のことを好きでも嫌いでも、頼まれたことは遂行するからです。(惑星たちは律儀にこれらのことを実行します)


トランスファーの1型と同じように、惑星Aと惑星Bの間にリセプションが無ければ、トランスファー・オブ・ライトは完成しません。例えば、下記のチャートは上記の惑星の位置と同じ配置です。けれどもサインが異なるのでリセプションは生ぜず、金星がコンバストされてしまいます。従って、トランスファーは起きません。

トランスファー 2型

トランスファーが生じない


伝統的な解釈方法では、上記の1型・2型のいずれも、間に入っている惑星がそれを引き起こします。

2型のトランスファーも、AとBの間にリセプションがあり、光を受け取った惑星がCに届けることを理解しないと、それ以降の複雑なトランスファー(2回、あるいはコレクションを伴わせたもの)を見つけることができなくなります。下図も、そのままではアスペクトの無い月と火星が、太陽によって結び付けられます。月と太陽の間にリセプションがあるからです。案外、初心者には難しいようです。

トランスファー 2型02

トランスファー2型で、成就する形


更に、下図のものは、トランスファーになりません。トランスファーは間に入る惑星が行うものです。月が太陽と火星に順番にアスペクトをするからといって、串刺しのように太陽と火星に、順番に光を通して行くわけではありません。月が太陽とアスペクトしても、それは単なるアスペクトであり、そこにリセプションがあったとしても、火星には行けないのです。何らかの意味はありますが、月と火星によって示される物事の成就は示されません。惑星たちは、あくまでも最も度数の近い惑星とアスペクトを取ります。(例外はあります)

トランスファーしない

串刺しのトランスファーは、存在しません

上の図がトランスファーにならないことを私が経験したのは2013年に入ってからのことです。ジョン・フローリーの意見で、トランスファー・オブ・ライトであり、実占でも串刺しがあると考えていました。R・ラムゼー・ライトの英訳したアル・ビールーニーの(The Book of Instruction in the Elements of the Art of Astrology)のトランスファーのことを英文で読むと、串刺しのようなアスペクトも有るように読めるのです。しかしそれは無いと経験したので、キチンと伝えておきたく思います。


用語解説の1ページに戻る

ホラリー占星術の理論
ホラリー占星術の実占
ホラリー占星術の技術
占星術スクール
占星術教室

電話占い
メール鑑定
トラディッショナルな理論
トラディショナルな占星術
西洋占星術スクール

日本の西洋占星術が大転換します
ホール・サイン方式への移行です
 

占いの館「おひさま」
ホラリー占星術 ブログ
『星の階梯 I 』申込み

Copyright © Mr.ホラリー Kuni Kawachi All right reserved.