伝統的な占星術に潜む 秘密の法則

サインの意味

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12のサイン

黄道帯12サイン全体の意味

古典的な占星術では、サインの意味は惑星の意味よりも下に感じられることが多々あります。サインの意味が強く述べられていないことが多いのです。これは、サインが元々惑星の振る舞う環境として、背景として考慮されることがベースになっているからです。

古典的な占星術のサインの意味は、そのサインのルーラーやイグザルテーションのルーラーといった、主だった惑星の意味から導き出されているものです。

ちょっと観察してみましょう。

牡羊のサイン

おひつじのサイン

のサインは、火星がルーラーで、太陽がイグザルテーションになっています。そして、春のホットでモイストなエレメントに、ホットでドライな火のサインの意味が重なりあっています。また、カーディナル(活動宮)であることから素早く動くことと、持続性がないことも考慮されます。始めるのはいいけれど、終りまではちょっと責任を持てない、みたいな感じが付きまといます。

つまり、ここに入った惑星は活動的ではありますけれども、必ずしも思慮深くない火星の性質を伴わせ、ホットでドライであることから、他人を気遣うサイン(背景)ではないことが分かります。ホットでドライがどのような性質であるかは『星の階梯 I』をご参照ください。

イグザルテーションの太陽も、ルーラーの火星も、共にホットでドライですから、牡羊のサインは明らかにホットでドライなサインなわけです。繰り返しになりますが、熱く燃えるような太陽と火星のエネルギーは、外向きに働き、活動性と物事を始めるものになります。カーディナルな意味が入り込んで、このエネルギーは、物事を受け入れるよりも、断定的で、自己主張をしていて、内省的ではなく、それでいて素早く行動を始めます。だから、終りまでは責任を持てん。となります。そこに、春の性質である、モイストが幾分ちょっと加わっています。

もちろん、最終的な判断は、太陽や火星がどのハウスのルーラーであるのか、そして、「取り組んでいる課題は何かによって」惑星の象徴性が変わるわけですから、これで全てを語れるわけではありません。

そんなわけで、牡羊のサインが受容性を持たないと解釈されてしまいます。古典的な占星術のサインの意味は、理路整然と惑星の性質から導き出されているのです。 逆に、デトリメントの金星と、フォールになった土星の意味も、サインの性質を語っている場面も出てきます。土星のコールドでドライな静止状態は、素早い動きをするカーディナルなサインに相応しくないのです。金星は物事を受容するモイストな性質を持ちますから、受け入れることの嫌いな牡羊のサインを好しとしないのです。

しかし、単体の惑星のみで語れないのは、全体的なチャート次第になります。

サインの性質だけでは物事を語れないのは、もしここに金星が入っていてアスペクトで火星と結びついているなら、強烈なリセプションとなり、火星のマレフィックな悪さが金星に及ばず、却って金星にとって喜ばしくなる場面も有るにはあるからです。


牡牛のサイン

おうしのサイン

のサインは金星がルーラーで、月がイグザルテーションになっています。そして、春のホットでモイストなエレメントと、牡牛のサイン自身のコールドでドライな地のエレメントの意味が重なり合って、様々な意味を形成しています。また、フィクスト(固定宮)であることから、堅牢性と持続性を兼ね備え、一時的な物質による安定感を与えます。物質が一時的な安定感を与えるというのは、物質そのものはエレメントの世界では結局は不安定だからです。女性格であることも忘れてはいけません。

ホットでモイストな季節の中の、コールドでドライなエレメントのサイン。

なかなか分析できませんが、金星や月が女性的に物を生み育むことを考えると、春の季節に大地に成長し出した若い芽吹きを大切に育てていく様、それを実際に表しているのだと思えます。そこには、どうしても湿り気と、物事を受容する強い決意を必要としているものとも思えます。月は肥沃な惑星ですし、金星も女性性を強く持つ惑星です。母親の子宮や湿った肥沃な大地は、子供たち、樹々の種にとって最も安定した床とも捉えられるでしょう。

ここに、フィクスト(固定宮)のモードを加えると、その重厚さ、安定性、信頼性、受容性、頑固さが強調されます。

このサイン(ホットでモイストな春のサイン)でルーラーとなる金星が、如何にこのサインに相応しいかが見えてきたと思います。また、コールドでモイストな月がイグザルテーションでここに君臨することも、物を育てるという意味でまことに相応しく思えてきます。

このサインでデトリメントになるホットでドライな火星は、春の肥沃な大地には相応しくなく、ここで乾かそうとする強い力は不要となります。ここに必要なのは湿り気なのです。

太陽は穏やかなホットでドライなので、火星ほど嫌われませんし、物事の成長には欠かせない暖かさとなります。

月がイグザルテーションになる場所のオポジション()では、何物もイグザルテーションにならないと語られることがあります。月は運命を運ぶ惑星なので、善き運を運んでいる場所のオポジションには、悪い運命は無いからだと述べられます。(レトリウスのコンペンディアム)

逆に、月がフォールの場所()のオポジション(ここ)では、何物もフォールにならないとも語られます。悪い運命のオポジションの場所には、何も良いことが無いからです。(同じく、レトリウスのコンペンディアム)


  双子のサイン

futagono

のサインは水星がルーラーで、イグザルテーションには過去にはヘッド・ドラゴンが置かれていました。その意味や使い方は、いまや誰も知りません。

ミュータブル・サイン(柔軟宮)で、風のサインであること、ホットでモイストな春のサインの、ホットでモイストなサインです。男性格のサインです。すべてのミュータブル・サインには、自己反省、内向性などの、精神的な性質があるように考えられます。

春の終わりに最もホットでモイストなサインが置かれているのは、ちょっと変です。が、これは秋のサインを語る時に、もっと変則的な事柄に気が付けます。

水星と風にはとっても関連性があります。水星は風のサインのトリプリシティーでもあり、水星は大地の上を吹き渡る風だけでなく、大地の風、地震をも表します。

風(ホットでモイスト)のエレメントは、すべての方向に散らばります。火は上に広がり、水は下に広がると認識されていて、風の方向は全ての方向でも、常には横に広がる、出ていく、逃げていくものです。風のエレメントは、最も他とつながることを好みます。同時にミュータブルの変動する状態にあるため、ここでの水星もコミュニケーションを上手に使います。

水星はメッセジャーですから、ホットでモイストなこのサイン、他とつながるこのサインにも相応しいわけです。

デトリメントになるのは、木星です。同じエレメントでありながら、ホットでモイストな木星 − 木星は、物事を構築していき拡大することで最も効果を発揮しますが、木星はここでは拡大するよりもむしろ、風のように拡散してしまうからです。


惑星の査定  惑星の歓喜する状態 2

 

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