ブロッキング Blockingホラリー占星術の法則■ ブロッキング(blocking) 又は、バーニング ■ ブロッキングは、ほぼ、3つの方法で起きます
いずれも、 1.アスペクトによって断ち切られる(Cutting the light)普通の妨害です。アスペクトで、望む惑星が前方にあるとして、その前に、他の惑星とのアスペクトが形成されてしまうときです。 下記で、水星は7ハウスのロードである木星とアスペクトしたいのですが、火星とアスペクトを形成してしまいます。火星が、水星と木星の間に生じるはずの光での接合(アスペクトと、コンジャンクションの両方を含ませた意味)を断ち切ります。
カッティング・ザ・ライト(Cutting the light) 2.邪魔に入る(介入によって) Interventionある1つのサインで3つの惑星がコンジャンクションしていて、始めの惑星と、終わりの惑星が結合したいのに、それができないように、間に入った惑星が邪魔をしているとき。
ブロッキング(Intervention) 月は火星と結合を完成したいのだけれども、土星によって妨害されています。小さなリセプションはありますけれども、土星はまさに制限、抑制のナチュラル・ルーラーであり、月の光を受け取っても火星に届けられません。土星の代わりに水星があっても、リセプションが生じないのでブロッキングになります。 これに対して、全てが旨くいく説明もあります。強いリセプションのおかげで、ブロッキングになっていない場合です。 ボナタスの説明では下記のチャートの金星は、木星とコンジャンクションします。
ベンジャミン・ダイクス氏のBonatti On Horary Basic p.218 と同じもの 3.コンジャンクションによる、アスペクトの無効化 Nullificationコンジャンクションは、アスペクトよりも強く、時々、アスペクトを無効化します。 3) コンジャンクションによって、無効にしてしまうカッティング ※ これはとても紛らわしい書き方ですが、下記の例の月は、「軽い」惑星であり、火星が「重い」惑星であり、土星は、「より重い」惑星となります。古典的な占星術の本が暗号(パズル)のようなものと言われることが分かるでしょう。 形は幾つかがあり、ここには、2つ例を出しておきます。 A.アスペクトしようとしている惑星がありながら、コンジャンクションが既に始まっている場合、アスペクトは無効化されます。 月(10°)は、火星(16°)とアスペクトできません。火星は既に土星(22°)とコンジャンクションしているからです。
ブロッキング(Nullificaiton No.1) 月と火星の間には、小さなリセプションが存在していますが、火星と土星の結びつきの方が強く、月 → 火星のアスペクトは、無効化され、破壊されます。 B.この形は、次のような変形でも起こり得ます。
ブロッキング(Nullificaiton No.2) 月は、サインをまたいでいますが、火星とコンジャンクションしているので、金星と火星のアスペクトを無効化します。 下記のチャートはコースでも説明しているチャートですが、なぜこの恋愛が旨くいかないのか、上記の解釈だけでも難しいものです。 月と水星のコンジャンクションが強く、ここには角度差に関する重要な要因もあります。 コースで説明していることは、このようなことです。文章だけでは伝わりません。 ?
ブロッキング(ヌゥリフィケーション、Nullificaiton No.2) 実際の無効化です。月、及び水星は、木星との接合を模索しています。けれども、月は木星との強いリセプションを存在させながらも、月と水星(どちらもカレント)が7ハウスでコンジャンクションをしています。太陽がここに無ければ、月は太陽とアスペクトができたでしょう。太陽が、月と木星との間のアスペクトを取り消しています。 月と水星のコンジャンクションが強く、木星はアスペクトできる位置にありながら、太陽によって(角度差によって)太陽とのアスペクトを優先させて(太陽は別の男性だと思われます)しまい、自分と自分が相手のハウスの中でどうしようもない自分の殻に閉じこもったような状態で恋愛が終わりました。本人は、「彼女は綺麗だから、僕には絶対無理だと思い込んだようです」 これまで、何故、こんなに良いチャートの恋が終わったのか、サッパリ分かりませんでした。 コンジャンクションならば、どれだけでも間が離れていても大丈夫なのか? この問題が生じます。15°と書かれているものと、12°と書かれているものが存在するからです。クロスリファレンスをすると、15°がコンジャンクションの限界で、12°になると、コンジャンクションを優先させます。しかし、1°〜2°以内にある惑星たちは本体でのアスペクトとなるので、間に入って行くことが可能となります。 それは、エンクロージャ(ビシージメント)の中に入って行けるアスペクトがあると書かれていることから、古代の占星術師たちも、本体同士のアスペクトは認めていたからです。しかし、全てのアスペクトが入り込めるわけではありません。上記のように、5°も両方とも離れていれば、間に入っていけません。コンジャンクションの優位性はとても把握するのが難しい概念です。 サエルは、このことをどこから持ってきた角度かは不明ですけれども、12°を持ってきています。下記です。私は、文章がそうなっているので、コンジャンクションを連合、又は、アセンブリと、ここでは訳しています。サエルの、『Introduction』2.50-51からです。 ------------------------------------------------ [On aspects, or "looking"] 50 「見る」:それは、連合(コンジャンクション)、セキスタイル、スクエア、トライン、オポジションである。 51 連合(それは、アセンブリである)に関しては、それがそうなるには、2つの惑星が1つのサインにあって、軽いものの前に重いものがあって、それら2つの間の角度の観点からみると12°とそれよりも少ない場合である。それが、そのアセンブリのための限界である。 ※ 軽いものの前に重いものがあって… は、表現がおかしいですが、まぁ、どちらでもいいかなとも思います。軽いものの先に重いものがあって・・・ ですね。 ------------------------------------------------ アブー・マシャーは、この件に関して『Gr.Intr.』 VII.5.754で、15°が妥当な角度だと書いています。
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