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宝瓶宮、水瓶のサインの水

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■ 水瓶のサイン。水瓶に入っている水について

占星術にとって広範囲な知識が要るのは言わずもがなです。それは一人の知識では追い付かないので、同学の志が増えることを切に願ってやまない気持ちにさせる原因にもなります。私は不勉強で、歴史的な概念がまったく晩生で知らないことが多々あります。間違っているよとご指摘を受けることもあります。有り難いことです。占星術においても手法の間違いを指摘してくれる方もいらっしゃいます。これも有り難いことです。調べては直すようにしています。

星占いのサイン、水瓶座の水についての謎。
みずがめ座について書かれた星座の絵には、実際に水を流している水瓶を持つ青年が描かれています。それなのにどうして風のサインなのか? この水が風のサインとどういう関係にあるかは、一つの謎です。この謎を解くには占星術上の知識だけでは解決することはできません。

たぶんこうではないのかな~という憶測ですが書いてみます。遠からずだと思います。

占星術的な水の概念は飲み水というより豪雨による暴流です。それゆえ火星がトリプリシティーとして水を司っています。また水は行く手を阻む海や大河として捉えられています。そこになみ々と満たされたというか存在する水があり、それが占星術的な水の概念の底辺に宿ります。水のサインには湿気と性的なイメージと快適さ、心地良さというイメージが備わっています。

一方風のサインの方は、見通しの良さ、高み、爽やかさ、実際の風通しの良さ、知的好奇心、智慧というイメージが備わっています。どちらかというと東洋の[気の流れがスムース]というようなイメージです。

ヨーガではエネルギーを[気]と捉えたり、(ルン)風と呼んだりします。風(ルン)はトラブルを起こしたりもします。ルン・トラブルと言って気の病、病気として捉えられます。
この[気]は全ての人の体内を循環していると考えられています。ヨーガ修行者は意識してこのエネルギーを強める修行をします。修行を続けていくとこのエネルギーは背骨の部分を上昇したり下降したりし始め、彼は日々の修行によってこのエネルギーそのものを実感し始めます。そのエネルギーの通り道はナーディーと呼ばれている管です。登頂に位置するチャクラを突き抜けるくらいエネルギーが充満すると、甘露と古来呼ばれているものが登頂から流れ落ちてきます。エネルギーは背骨の部分を上昇し登頂に達して甘露を滴らせ、甘露は体の前面や体内を通って下降し、再び尾てい骨からエネルギーとして上昇する循環を始めます。これがツアンダリーと呼ばれるエネルギーの循環の完成です。

このしたたり落ちるものは甘露と呼ばれていますが、実体は[風]であってそれはエネルギーとして認識されます。さらに修行者はエネルギーを強めていくプロセスを繰り返していくと、他の人にそそぎ込めるほどエネルギーが強くなります。

水瓶座の青年の持つ水瓶は、登頂にあるサハスラーラ・チャクラという壺ではありませんが、河童のお皿みたいなものを想像していただけるとよいと思いますが、それの象徴であろうと考えています。つまり、甘露が満たされて落ちるというのはヨーガだけに特別にある概念ではなく、遠い占星術の出来上がった地域でも認識されていたのだと考えます。つまり、風のサインである水瓶座の流している水は[風(ふう)]エネルギーです。

それで水瓶を頭の高さまで持ち上げて、その高みから風のエネルギーが水のごとく溢れている図になっているわけです。これが水瓶を運ぶだけの人ではなく、何故水瓶から流し続けているかという理由だと私は思っています。そして、その水は確かに甘いとされています。ジョン・フラウリー氏もその水は甘いと書いていますが、出典が明らかではありません。実際に甘露の体験者の[風]エネルギーの滴りは、口の中を甘く伝わります。蟹や魚の住むサイン水は、辛い海の水、塩水です。

まったく歴史を無視した考え方ですが、遠からずであろうと思うのです。どうでしょう? 

 2003年6月24日(水曜日)


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