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小惑星

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■ 小惑星と占星術で使うと

定理を外れていても、何故かそれは当たってしまいます。どうもそれは当てようとして考えられた産物のような気がしてならないのです。

宇宙には様々な天体があります。それらは、神にとって唯一無二のこの宇宙の存在理由の一構成要素です。
必要だから存在しているのです。そうでなければ、統一体としての宇宙とは言えないでしょう。
だからといって、それが西洋占星術とどのような関係があるのか、というのは別の問題です。
小惑星は、根本的な西洋占星術の理論のどこに正当な理由があって入れ込めるのでしょうか?

そうでなくとも煩雑です。考察する要素を減らしたからといって、何も考慮ができないという事はありません。アスペクト、恒星、ディグニティー、アンティッション、リセプション、いろいろあります。意味探しに奔走できるわけではないということです。
小惑星を考慮に入れるとよく当たる? 性格的なものは何でも当たる・・・空と心理占星学のテーマです。


小惑星がどんな影響を持っていてもいいじゃないですか。求めるべき唯識論的な占星術と、忙しくなり果てることが予想される占星術のどちらをあなたは求めるのでしょう。そこには大きな隔たりがあるということだけを理解していれば簡単に排除できます。
調和と煩雑さは違います。占星術上の定理、『七』を逸脱して小惑星は存在します。外惑星に加えて小惑星まで加えると、チャートを調べるのに忙しくて仕方がありません。
ん? 何で小惑星まで調べなきゃなんないの? 
その哲学的な意味は? 

■ 浮遊物体 小惑星

占星術が唯物論のように感じられるのは、月の引力に代表されるように、惑星が我々に影響を与えているじゃないかという『力』、唯物論的な『力』に目を奪われる結果です。

今では、夜空を見上げてアストロラーベ(天体の位置観測用の道具)を使ってチャートを描くことは無いのですが、占星術の占断をしていると、宇宙との調和に感動を覚えることすらあります。仕事は得られるのかどうか? 空港でパスポートの審査は無事通るのか? 手術は成功するのかどうか? 自分を含めての社内の確執は何で、どういった解決方法を取れば改善できるのか? 等など、問題は様々でも、小惑星を使う機会は全くありません。

聞けば、小惑星の意味は、きっと海の向こうの多くの西洋占星家達がグループで、何千何百ものチャートを調べ上げて意味を決定し、そして世に発表しているんだ… なんてことを行う確たる統一機関があるようですが、占星術を趣味にしている貴方にさえその間の事情の連絡がないでしょうし、意味が決定され発表されたと言われますが、これも何も連絡がありません。とすれば、何かのグループが、それぞれ勝手にウェッブ上や論文で仮説として発表しているだけだと思って差し支えありません。あまりに限定的な意味でしかない可能性もあります。その小惑星の意味は、ひょっとしたらそうかもしれない… という程度です。

これでは、小惑星が見つかる度に、意味探しという煩雑で多忙な忙しい占星術となりはてます。既に年間一万個を超える小惑星が発見される時代になりました。年に数個の時代ならのんびりしていて良かったかもしれません。小惑星キス、小惑星ハグ、小惑星クレジット、小惑星コイッス、小惑星ボレロ、小惑星ロッテリー、小惑星チャット… これを年間一万個もグループで行おうというのですから、煩雑極まりない話です。唯識論的な考え方を押し進めるにしても、全天360万個ぐらいの命名された小惑星が発見された段階で、彼らを全て観察するのは人間の能力を超えているという考え方に落ち着くはずです。

どんなに頑張って小惑星理論も唯識論だと述べてみても、そこには惑星の影響理論が第一義で登場します。それは唯物論だということです。それが第二義であれば、唯識論から派生したものだと言えます。

身近なものであれば月や太陽の影響そのものです。引力や熱、光の強さや磁力といったようなものから、果ては未だ発見されていない未知の力までがこの範疇に入ります。そして、それらの影響を受けるはず、受けているはずだと考え、その影響のされ方を研究するのが占星術だとする考え方はいつの時代にも登場します。物理学的な存在を唯一のものとして捕らえ、全ての宇宙の存在に意味を見つけ出そうとする無駄な試みです。

■ 占星術は唯識論です

目に見える七つの惑星(実際には太陽は恒星、月は地球の衛星ですが、便宜上占星術ではそれらを惑星と言っています)の七が定理です。時間も七つに分けています。曜日も七曜日に分けています。サインも七つの惑星に配分していました。ハウスも七つの惑星に配分していました。どこまでも七に こだわっています。

占星術は割と単純な定理に支えられていて、それは繰り返されて使用されます。一番手短な検証方法は時間です。どこかで書きましたが、一週間を七つに分けています。同じく、時間は七つごとの連綿とした流れとして占星術ではとらえています。小惑星の時間をどこにしましょう。小惑星ハグは、どれか時間の性質を持っているはずです。本質を捉える目は、定理を七つに置いて連綿と語り伝えられています。エッセンスは未だに七つです。

何千万個発見されるか分からない小惑星の一つ一つに、七つの惑星の何らかの性質を、少しずつ分け与えていくのでしょうか? その検証方法は? 煩雑だと考えてしまう原因は、検証方法を誰も書かないからにも一因があります。数百万個といわれる小惑星。この数百万個の小惑星の意味を考えることから開放されてください。小惑星の意味はきっとあるのでしょう。でも、煩雑です。我々の心が作り出したこの現象の世界はそれに同期するように煩雑になりつつあります。少し未来を見通してみましょう。近い将来、そんな煩雑な占星術は誰も見向きもしなくなります。人間とは何か等を考え、思い至らせるのが占星術です。決して浮遊物体の意味を考えることが占星術ではありません。

小惑星郡は、知的に貪欲な論理的な占星家達のための格好の材料でしかありません。

2004年 7月 3日(土曜日)


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