西洋占星術

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     サインと、星座の関係 2015年頃の位置

 

星座は、春分点に対して前へ前へと動いています(72年に1度の割合)。現在(2015年頃)時点で、星座とサインは上記のごとくズレています。「ふたご座」といっても、そこには「蟹のサイン」があり、「かに座」は、「獅子のサイン」にズレ込んでいて、もはやそこ「かに座」からは、「蟹のサイン」からまったく去ってしまいました。

つまり、恒星で構成された星座の性質を参照しようとすると、上記の知識が要ることになるのです。星座は太古から性質が調べられてきていて、西洋占星術成立以前から在ったものです。例えば、マニリウスの述べる金牛宮は、そのままの意を汲み取れば牡牛のサインのことを指しているようですが、おうし座のことを指しています。彼が住んでいた時代は、おうし座がそのまま金牛宮だったのです。その表現をみれば分ってもらえます(下記)。

金牛宮のもとに生まれた人は、勤勉な農夫となり、農耕の仕事に身をささげる。むなしい言葉の賛辞ならぬ大地の産物、それが彼らへの正当な報酬である・・・』(有田忠郎訳「天の聖なる学」より)そう続いていきます。これらの修辞は、あきあらかに恒星(星座)に基づくものであり、おうし座という星座から参照されたものです。恒星アルデバランがおうしの目であり、プレイヤデスが農業における能力を指し表しているのは今も変わりません。しかし、いまや牡牛のサインにはアルデバランも、プレイヤデスもありません。去ってしまったのです。それらの恒星は、双子のサインの中に移動してしまっています。ペルシャでの6ローヤル・スターの1つアルデバランは、現在(2015年時点で)双子のサイン9.60度にあります。

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