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 ■ 用 語 解 説

アイシーI.C、ロアー・ミッド・ヘブン、天底。

IC(アイシー)。チャートの第4ハウスのカスプにあたる部分。
マニリウスの抒情詩によれば、天底が天球を支える部分です。天が回転を終えて上昇に転じる地点となることから、最終局面、切り替え地点、大地、地の底、地下、根、ルート、転じて祖先という意味を持つことになりました。西洋占星術ではそれらの意味を含んだ判断、裁判の結審等で重要なポイントとなります。結果に関る事柄ならば、試験の結果もそうなのかというと、そうではありません。裁定者の存在する結論が4ハウスになります。試験の結果(最終結論)は、成功不成功に関る10ハウスの事柄です。物が売れるとか売れないとかの判断も、ここではありません。それは1ハウス(販売者・購買者)7ハウス(購買者・販売者)の問題です。

物を探している場合の一つの候補地です。それは、少しでも上を何かに覆われた「隠された大地の下」という意味から転訛されました。

アフリクトafflict

惑星は置かれている場所によって様々な良さを得たり、強くなれたり、悪くされたり、抑圧されたりする。それら被る影響力の中の一つで、悩まされる状態アフリクトされると呼び習わしています。

例えば、コンバスト、デトリメントになった凶惑星とのコンジャンクションやアスペクト、テイルとのコンジャンクション、火星と土星の間に挟まれている等々、多くの状態があります。
※参考文献 ITA 216p Book IV: Planetary Conditions

その他、惑星が弱い状態にあると呼ばれるのは、進行速度が平均以下である、逆行に入ろうとしている時の留、逆行をしている時、コンバスト、アンダー・ザ・サン・ビームス、男性格の惑星が女性格のサインに入っている時、昼の惑星が昼に地平線下にある時‐夜に見える時、夜の惑星が昼に地平線上にある時‐夜に地平線下にある時、その惑星のフォールにある時、8ハウスに入っている時、デトリメントにある時、逆行をしている惑星に近付いている時、テイルとのコンジャンクション、マレフィックな惑星との90°、180°、コンジャンクション。マレフィックな惑星によるビシージメント(挟まれている事)、ケーダント・ハウスにある弱められた惑星とアスペクトを為している時、アルゴル等良くないとされる恒星とコンジャンクションしている時、など。

アプリケーションApplication

単に「アプリケーション(張り付こうとすること、又は、振り向けること。申請。)」という意味は、二つの惑星、又は位置を想定して考えられます。軽い方の惑星が、重い方の惑星に張り付こうとしている時には、軽い方の惑星が、接近しているものと思われます。そのアプリケーションのスタートは、惑星同志の角度差が12°であるとするものと、15°であるとするものがあります。

軽い方の惑星と重い方の惑星が一般的にこのような状態で近付くのは、軽い方の惑星がより少ない角度にあり重い方の惑星がより大きい角度にあり、そのような時にその軽い惑星はその重い惑星に張り付こうと近付いて行きます。同一のサイン内で起きるならば、それはコ ンジャンクションしようとして「アプローチ」していることになり、アスペクトするサインで「アプローチ」しているなら、 やがて角度による角度に従ったアスペクトが完成することが予想されます。

サインはそれぞれ30°ずつあるので、少ない数字から多い数字に近づくのですが、25°にある軽い惑星が、次のサインの2°にある重い惑星に張り付こうとするのもアプリケーションということになります。これは、今現在、同じサインに無く、コンジャンクションしていない時や、アバーション(見えない位置同士)のサインに両惑星があってアスペクトになっていない場合もあります。それでも、軽い方の惑星がサ インを超える事で、ついにはコンジャンクションやアスペクトに近付こうとして、結果的にやがて角度による角度に従ったコンジャンクションやアスペクトが完成されます。それまでの間を、「アプローチ」している と呼び、これらが「アプリケーション(名詞:張り付こうとしている事)」です。

アクシデンタル・ディグニティーaccidental dignity

惑星達は、他の惑星達との絡みで、あるいは、数時間ごとに異なる場所(ハウス)に移動することで、良い条件を得たり、悪い条件にさいなまれたりします。様々な条件下にあることを考慮する基本的な事柄です。ハウス位置、恒星とのコンジャンクション、惑星のスピード、他の惑星とのアスペクト、ノードとのコンジャンクション、太陽との関係等々、多くの事柄があります。

 

アセンダント、ASC、Ascendnt

占星術ではチャートという物を用いて、惑星や恒星が日々東から上昇してくるポイントを示しますが、その東のポイントがアセンダントです。一般的なチャートでは、向かって左側の地平線の部分。ポイント(カスプ)そのものを指してアセンダントと指すことがあります。神々しい日の出は12ハウスの事柄ではなく、第1ハウスで起きることから、第1ハウスは地平線からほぼ5度上った所(マイナス5度ルール、あるいは5度ルール)から、そして第2ハウスの5度手前までを指しています。

ハウスの番号とは裏腹に、アセンダントを含むハウスの主要な意味はほぼ右回りに構成されています。とてもこれは紛らわしくて、ハウスが番号順に組み立てられていると考えてしまい困っている占星家が後を絶ちません。例えば、太陽は時計回りで進みますが、その太陽により一日のうちで一番気温が高くなるのは太陽が9ハウスに来たときです。このことにより太陽は9ハウスでジョイという地位を得ます。これが、ハウスの意味にもなっていきますから、9ハウスに太陽が象徴として当てはめれら、神、真理等の意味を持ちます。デルフォイの神殿に祭られた太陽神アポロンそのままです。ハウスがサインと同じ左回りなら、獅子のサインが5番目のサインですから、5番目のハウスに太陽が与えられたはずですが、5ハウスに神、真理等は与えられていません。

 

アバーションaversion

ある場所から惑星が見えない状態。あるいは、惑星からある場所が見えない、アスペクトしていない状態のことです。原意は嫌悪や反感を持つこととあります。

 

アプローチ Approach

惑星が別の惑星や特定のカスプに、アスペクトやコンジャンクションで近づいていくこと。
例えば、月が16度にあって20度の水星にコンジャンクションで近付くなどを言います。牡羊の24度にある火星が、アセンダントのカスプ獅子28度に近付いていく事も、角度による角度に従ったアスペクトでのアプローチです。

 

アルムーテンalmuten:victor:dominator

惑星、あるいはカスプ位置で、最も意味ありげにバックアップをしてくれている惑星のこと。
ドミサイルのロードが5点。イグザルテーションのロードは4点。トリプリシティーのロードが昼には昼の、夜には夜の惑星が得て、それは3点。ターム、あるいはバウンドのロードが2点。フェース、あるいはデーカンのロードが1点を得ます。それらの合計点が一番高くなる惑星をアルムーテンと呼びます。勝利者とか支配者と呼んでもいいのですけれども、意味が伝わればいいです。高い点数でバックアップをしている惑星のことです。これを見つけ出すにはディグニティーの表が要ります。

アルムーテンを見つけ出す方法には、太陽や月、ナチュラル・ルーラーを含めて観察する方法も古代には存在していました。
(参照: The Forty Chapters of al-Kindi :§320、§611、§460)

 

オーブorb,planetary orbs

惑星はオーラのようなオーブを持ちます。オーブは惑星の持ちものなので、アスペクトに依存するわけはなくアスペクトごとに変化させる必要はありません。太陽の近くに惑星が近付くと見えなくなることから、惑星達もその回りに影響力を持っていると考えられました。太陽と月以外は重い惑星の方がオーブが広くなっています。明るさではありません。古代から伝えられたオーブの幅は下記。

土星 9°
木星 9°
火星 8°
太陽 15°
金星 7°
水星 7°
月 12°

です。これは全部片側のことです。太陽がサイン中央にあれば、太陽のオーブはサイン全体に及びます。惑星が見えないのは太陽の影響です。

サインを越えて互いのオーブの中に入っている惑星達をコンジャンクションとは呼びません。サインが違うからです。しかしながら、互いの光は隣のサインに滑り込ませているので小さな影響はあります。どちらかの惑星が近付いているなら、サインを越えてやがてコンジャンクションを為すと予期されれば、それは影響を与えます。サインを越えて惑星同士が近くにあっても、それがセパレートなら、更にその影響は小さいものとなります。
※ 参考文献 WSM 15p: The knowledge of the lights or orbs of the planets


アングルangle (角)

円形のチャートを見ていてもなかなか1ハウスや10ハウスがアングルであるかどうか視覚的に判断ができません。昔風の四角いチャートだと視覚的に確認できます。下記。

四角いチャート

又、ケーダントはアングルから落ちるハウスです。ハウスが右回りにできていないことには、ケーダントがアングルから落ちることはありません。12ハウスや3ハウスがケーダントと呼ばれるのは、このような理由からです。

アングルに惑星の無いチャートの判断例


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