百文字占断 ホラリー占星術
■ 『百文字占断』は誕生日のデータを用いずに星占いをした鑑定例の数々。
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依頼内容: 仕事先を、A)にすべきか、B)にすべきか? 2018年12月31日 16:29 JST ![]()
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カレントはアセンダント、ロードの月です。 仕事先は、10ハウス。惑星が入っていないのに、2つを選び出さなければなりません。1つはロードである木星。そして、代役である金星を選びます。しかし、月は火星に向かっていて、その火星も10ハウスのトリプリシティーの1つです。 占星術師ボナタス(13世紀)は、仕事が2つ以上になったらどうするのかを、10ハウスでは書かず、9ハウスに忍び込ませています。そこでは、2つ以上の仕事について問われたならば、あるいは、3つ、4つと増えていったらどうすればいいのかを書いています。同時代の占星術師たちは、そのような事がらを判断するのにアングルを使っていたけれども、ボナタスはそれに異論を唱えています。まず、トリプリシティーを取るのだよと。
10ハウスのトリプリシティーは、ロードを木星として、その他は金星と火星と月です。月は、ここではアセンダントのロードですから、使いません。金星は一応二番目の候補としましょう。でも、このチャートの中の10ハウスのロード木星や金星とは、全く月との関係が見い出せないのです。 そこで、10ハウスのロードは、現在勤めている会社として判断に加えました。その木星は、つい最近までフォールにあって良くない状態でした。土星によって助けられそこを通過してペレグリンになっています。この状態から、一段落したと読めます。ということで、木星は今の仕事で、今後の選ぶべき仕事は金星か火星と結論づけました。 さて、行くべき会社は金星なのか火星なのか? 金星はドラゴンテイルとコンジャンクションしていて、見るからに行ってはいけない会社に見えます。火星はディグニティーが高く、11ハウスにあることで悪くはないのですが、アセンダントのロードのある蟹のサインでフォールです。カレントが認めない! と言っているのです。 金星はテイルとコンジャンクションしていますが、だからといって、行って悪い会社ではありません。選択肢に入る会社の中では良いわけです。どちらも良くないのですが、中では金星で示される(欠点の見える)会社が良いでしょう。第3の仕事先が見つかるまで、精一杯仕事をすることが運を開く術です。 では、どうすればいいのか? この会社に入って、行う仕事を好きになるしかありません。心底、与えられた仕事を好きになって、仕事を通して歓びを得ることです。心を込めて仕事を追いかけていけば、そうなります。 よく、仕事を好きでもないのに続ける人がいますが、仕事は好きになることが仕事の条件の中に元々入っているものです。しかも、相当な開運術であることを知る人は少ないものです。家庭円満と、仕事を好きになること、気づいたら直ぐに行うこと、この3つがそろって開運しないということは、まずあり得ません。 |
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