百文字占断 ホラリー占星術
■ 『百文字占断』は誕生日のデータを用いずに星占いをした鑑定例の数々。
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依頼内容: 「新型コロナウィルス肺炎は、どうなりますか?」 日本人に死者は出るのか? その他、もろもろの影響が及ぶのか? 2020年2月1日 3:26 am JST ![]()
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まず、この質問が、質問として妥当なのかどうかから、検討をしなくてはいけません。 対象者は、カレントなのか、それとも、日本全土に及ぶのか? カレントの心配は分かります。私も、心配をしていました。と同時に、又とない機会を頂いているとも考えました。なかなか心配をする機会というのがありません。その心の変化(心配をするとは何ぞや)を、楽しんでみようとも思っています。(3月の5日に、心配を人に話すことで、見事に心配が去りました。悩みを聞いてもらうというのは、効果があることだと実感しました。)後は、事態の推移を安心して見守れます。
カレントに危険が及ぶかもしれない。というのは、占える質問だと考えました。 でも、月はボイドです。でも、サインを越えて、太陽とアスペクトを取ります。これは、有効です。月が純然たるボイドの中のボイドということは、滅多にありません。
アセンダントに火星がドッカと乗っています。この意味は? 医療占星術の要素もありますから、緊急事態を表しています。緊急事態がカレント(私たち)を襲う印です。で、ボイド。ボイドには、物事が進展しないという意味があります。この質問の場合「危機的状況が変化しない」と読めます。ボイドでありながら、純然たるボイドではなく、やがて太陽とアスペクトを取る? おそらく、これが、このチャートの肝なのでしょう。 政府は、外出を控えるように、2020年2月27日、全国の学校に対して、3月2日より、2週間の休校を要請。 2020年3月10日に、野党の修正を入れて「緊急事態宣言」を可能とする閣議決定を国会に提出、13日より施行。
6ハウスのロード(ウィルス)は、とても高いディグニティーを持っていて、アセンダントのロードの木星はフォール。そこへ、火星がグサッと突き刺さっています。その火星は、木星を強くレシーブしている。木星も火星をレシーブしている、ミューチャル・レシーブです。これは、緊急事態を示していますが、日本全国にとって、結局は悪いことではないと読めます。個別には、懐が痛む人(経済的に)は出ると思います。
木星がウィルスを表す金星をレシーブしているのは、ウィルスを受け入れている。別に、ウェルカムではありませんが、蔓延を許してしまう・・・ と取れます。木星が金星をレシーブしなくなるのは、牡羊の6度に金星が移動したときです。角度差は、15度あります。
考えられることは、カレントに危害が及ぶことが無い(アスペクトが無い)けれども、緊急事態は去らない。ウィルスはとても強く示されているからです。その緊急事態は、いつまで続くのか? 月は、場合によっては、時間の物差しとして使われます。このことは、サエルのOn Times にあり、「ルミナリーズ(月と太陽)が、最終的な時を刻むものとして頼られる」とあります。 サエルは、On Times で、「病気のことを見る場合には、月を見落とさないでいただきたい」と触れているので、月を見過ごすことはできません。様々な手法がありますが、その中の1つに、月を死のハウスまで動かしてみる方法もあります。月は、たまたま8ハウスのロードで、蟹のサインまで数えて64度です。 月が月のサインに入るまで、緊急事態は去らない。 それは、2サインと、4度あります(64度)。この度数を、日数、週数、月数、年数のどれで読むのか? 4〜6ハウスは、ハウスの中ではオリエンタルで(ちょっと早い)、西側(遅い側)に属しています。この時の月は、めちゃ遅いので(11度58分)、長引くと考えられます。アングルでカーディナルであることから、中くらい(恋愛なら、最も早い場所になるのですが、病気の場合は、中くらいです)。 かなりの人が、入院を余儀なくされる。 チャートは、緊急事態を告げているので、時間の物差しは火星の方かもしれません。でも、火星はアスペクトを取る惑星がないので、物差しとして使えそうにありません。 やはり、月です。 ボイドです。太陽とアスペクトをするまで、何もアスペクトしません。それから、木星とアスペクトをします。 月は、牡牛のサインに入った方が活性化しますから、4週間後か、4ヶ月後から本格化するのかもしれません。 いや、長いです。長引きます。現実実を帯びていませんが、これなら月数だと思います。
一番、楽観的な見方は、月が太陽とアスペクトするまで。月がアングルでカーディナルですので、又、人為的な事柄によって対処していくとすれば、15度、15週。つまり、4ヶ月弱で、ウィルスの封じ込めに成功することになります。 2020年3月12日 人類は、これまでも多くの伝染病を経験してきました。いつかは、収束を迎えます。それは、人々が大勢、移動しなかった時代のことですから、今回の新型コロナウィルス肺炎は、当時と状況が違います。 薬の開発も、なぜか難しそうです。未確認な情報を頼ると、なかなか難しいことになります。 さて、ウィルスの封じ込めに成功すると書いていますが、約15週過ぎた時点でも成功はしていません。 2020年5月18日 |
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