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携帯電話のルーラーは? 占星術のルーラーは?

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 ■ ルーラー・ブックは捨てよう

■ 星占いのルーラー・ブックは捨てよう

私は不勉強で、つい最近までルーラー・ブックというものがあるということを知りませんでした。ちょっと幸いでした。携帯電話のルーラーは何だろう… そういう時に調べるのに便利な本です。実物は見たことがありません。色々便利そうです。でもそこには落とし穴もあります。「掴む」「把握する」「納得する」という占星術に必要な面が、どうしてもおろそかになります。鵜呑みになります。

さて、伝統的な占星学の本を読んでいて幾つか抱いた疑問の一つは、惑星にそれぞれ当てはめられているはずの植物や動物に付いてです。古くからの本には決まって植物や動物がどの惑星に属するかが書かれています。でもその部分は丁寧に書かれ過ぎているように感じられて、どうして詳しく載っているのだろうかという疑問や、しかも本によって同じ植物が違う惑星に配されていて、それが何故違っているのかという疑問もいだいたものです。ライオンが太陽の項に書かれていたり、火星の所に書かれていたりします。たまねぎが月だったり土星だったりもします。本を見比べると誰だって疑問に思うはずです。最初の頃は、どっちの本が正しいのだろうかとしか思わないはずです。実占の場面でも、タマネギがどうのこうのなんて出てくるとも思えません。いくらハーブや漢方薬の原料が占星医学の場で出てきたとしても、タマネギは何で登場するのか? とも思っていました。でも、意味も無く見える植物や動物の区分は、その後の占星術のある面を理解するために、非常に重要であることを理解しました。その理由は、これら植物や動物を理解・把握していった方が、惑星のエッセンス(本質)を把握しやすいことにあります。タマネギは月の所にも火星の所にも出てきます。もちろん、土星のところに出てきても不思議ではないのです。それは何故か? 

つまり味からタマネギを捉えると、その辛さから火星になります。全ての野菜は畑の土の上や、土の中に繁殖するので土星です。たまねぎを切れば半月の塊になります。そんなたまねぎを浮かべたスープを飲まれたことがあるでしょう。月に当てはめるのは、その色と形から来るのだと思います。タマネギの薬用効果を心臓に良しとすれば、太陽になります。ここでは心臓を体の中心として捉え、それが惑星の中心星として太陽に匹敵するとし、心臓に与える薬用効果のエッセンス(中心)を太陽=たまねぎが与えるとなり、それをもって本質として捉えているわけです。こうやって野菜や動物をとらえていくと、実に早く「そのもの」を司っている支配星を把握できることが分かってきます。

この考え方を延長していくと、全てのものを七つに分けた占星術の定理に行き着きます。定理ですから、これ以上は先がありません。この先は哲学です。つまり七つです。外惑星の入り込めない世界がそこには拡がっています。アラン・レオ以降の占星家は哲学を持たずに、ルーラーを天王星へ海王星へと拡げていきました。するとエッセンス(本質)への分割もそこで増えたはずです。こんな基本的な占星術の中心的な事柄をいじっておいて哲学がないとは? もともと本質など言葉で言えるような事柄ではありませんから、それはそれで有るのだよと言われれば見も蓋もありません。しかし、考えた痕跡さえ窺えません。

  • 占星術は水星  天王星は入れません
  • 馬は火星か太陽か土星  海王星や天王星は入れません
  • コンピューターは水星  天王星ではありません
  • 戦争は火星  冥王星ではありません
  • コンピューターソフトは月  天王星ではないです
  • 恋愛中のネズミ →土星に金星が加わります。

全てのもの、この世に実在するものも想像の産物も、有形無形に関わらず七つの惑星が司り、そのルーラーが存在します。という決め事を占星術は持っています。七つです。エッセンス(本質)を七つとしました。この本質を把握するために、植物や動物が意味もないような羅列をされていて、実は重要だったのです。そして、本質を把握することが、占星術ではひじょうに大事になります。恋愛中のネズミのように、全てのものは複合的な状態で存在し、一つのエッセンス(本質)で語られることはほとんどないでしょう。ですからなお更、植物や動物による一見意味のない区分けを練習していくわけです。フロッピーディスク:磁性体としての鉄分から火星かな? とか、そこに載せられているデータは変化して絶え間がないし、簡単に消去されたり移動したりするから月かな、などなどと把握していくわけです。

本質を把握することは至難の業です。人間業ではないようにさえ思えます。だいたい我々は本質など見ずに過ごしているものです。外面的に存在する物に心を奪われ、ものの本質に思い至ることなどほとんどありません。経済しかり、生活しかり、仕事しかり、対人関係しかり。すると占星術は、モノの本質にストレートに向かわせてくれる心を研ぎ澄ますツールにもなります。本質とは何でしょう?

本質にストレートに迫ることのできる能力は、普通の人は持ちません。普段使うことがないからです。でも、真実を知りたいと思う人は多いはずです。占星術の醍醐味は、この一点にあります。把握すればするほど、チャートはよく見えてきます。例えば恋愛関係の事柄の相談が持ち込まれたとします。アセンダントのルーラーが質問者、7ハウスのルーラーが被質問者です。質問者が第三者の存在を気付かなくても、チャートはその存在を語る場合がよくあります。普通は、質問者⇔被質問者どちらかの浮気相手は土星で示されることがよくあります。土星は人の喜びを奪う星として本質的です。もちろん、リセプションから判断する限りでは、他の惑星によって示される場合もあります。しかし、本質的に喜びを奪う惑星として土星を解釈することは外せない存在となります。

この土星の判断に、野菜という概念は当然出てきません。それは恋愛の質問だからです。このような本質を見つめる作業を繰り返していくと、神の存在や真理の存在、叡知や宇宙に偏在する愛の存在に思い至るようになります。これこそが占星術の本質です。それでも垣間見える程度であって、全体の把握にはまだ研鑽の必要性があるでしょう。

エッセンス-(本質)の謎は占星術の奥に横たわる極めて哲学的な命題です。一言で語れるものではないでしょう。たまには本質に迫ってみて下さい。

 2005年4月2日(土曜日)

 


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