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■ 惑星のディグニティー II■ アクシデンタル・ディグニティー アクシデンタル・ディグニティーには多くのものが含まれています。有名なコンバストも、アクシデンタル・ディグニティーの中の一つです。おそらく、多くの西洋占星術を学ばれている方々は、アクシデンタル・ディグニティーと知らずに、相当数のものを個別には知っていらっしゃるはずです。 次のHPに、アクシデンタル・ディグニティーと、エッセンシャル・ディグニティーの表があります。 最も多用するのはハウス位置です。惑星を6ハウスや8ハウスに見つけると、ちょっと凹んだりしませんか? 6ハウスに惑星を見つけても、良いこともあります。もちろん8ハウスに惑星を見つけても、良いこともあります。 次に良く使うのは、コンバストでしょうか。そして、逆行や他の惑星とのアスペクトかもしれません。 そのほかに、惑星のスピードやテイルやヘッドとのコンジャンクション、恒星とのコンジャンクション。そのような形が含まれていきます。それ以外にもアクシデンタル・ディグニティーに属するものを時々古の占星家は説いていますが、あまり正確に伝わってきていません。つまり、あまり重要視されていなかったので、間違って伝わっていたり、抜かされていたりしたのでしょう。 ■ 使い方エッセンシャル・ディグニティーとアクシデンタル・ディグニティーの違いは、調べる時には確かに区分できています。 使おうとすると、とたんに難しくなります。ディグニティーという名前が付いていても、両方とも同じ要素ではありません。 例えば、下記は男性からの質問の、恋愛のチャートです。 エッセンシャル・ディグニティーでは、月(相手)が強く、アクシデンタル・ディグニティーでも4ハウスに入っている月が強そうです。 一方、カレントは土星で示され、エッセンシャル・ディグニティーが無いデビリティーの状態です。太陽も6ハウスでアクシデンタル・ディグニティーもエッセンシャル・ディグニティーもありません。 アスペクトは、物事の起きる機会(タイミング)です。この場合は、環境として会うタイミングは考えなくてもよいものです。 相手の女性が距離を縮めてくれるのでしょうか? 次の例は、探し物のチャートです。そんなのに、ディグニティーが関係あるのでしょうか? ![]() コンバストが関係します。 書類は、無理と思われていた再発行という形で解決されました。 再発行という形は、サインの意味に属するものです。でも、最初からそれが読み解けるのはよほどの達人である思います。 2008年4月2日(水曜日)
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