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惑星のエッセンス-(本質) I

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 ■ 惑星の持つエッセンス (エッセンス-本質)

■ 西洋占星術でとらえる 惑星のエッセンス I

西洋占星術は背景に哲学を持っています。その一つが、物事には本質があるという視点です。
その本質は、世界の様々な文化と同様に、分解が可能であると捉えています。

本質は様々に分解可能であり、二つ(陰陽・昼と夜、男性格女性格とか)に、さらに三つ(始まり、中ほど、終わり)に、四つ(火地風水)、五つ(中国の五行等)、七つ(惑星の数)、九つ(気学の九星)等、様々な分け方が存在します。

西洋占星術ではこの中の、二つ、三つ、四つ、七つ等を使っています。組み合わせれば、三つの要素と四つのエレメントの複合で、十二のサインができていきます。そして、最も端的に他の考え方と思想的に違う点は、惑星が七つあるので七つの惑星に様々な配分を行ってきたことでしょう。それもこれも、本質というのは様々に分解可能だという大前提があるからです。では、本質とはなんでしょう。

本質を捉えることは難しいとしても、逆に考えてみるといったことはできないでしょうか? それにしてもちょっとわけの分からない、恐いもの見たさのような不思議な感じを覚えます。

ともかくエッセンス-(本質)を仮定します。エッセンス-(本質)を捉えることのできない我々凡人には、やっぱり仮定の話なのですが。闇の部分ではないはずなのに、それを垣間見たことがないのでやはりそれは闇と呼ぶべきなのでしょう? でも、エッセンス- (本質)は光の中に漂っているイメージを持っています。光ゆえに、光で象徴される目に見える惑星がそのエッセンス-(本質)を代表していてもいいのじゃないかと思うわけです。またしても外惑星を悪者にするわけではありませんが、彼らはこの光の範ちゅうに入ってきません。


◆ エッセンス-(本質)の具現化。

世にある全てのもの、過去のものも未来の物も、形ある物も、夢や概念、想像の産物であろうと、全てがエッセンス-(本質)を持っています。それは物質も感情も同じようであり、五感に感じるものであり、イメージであり、蓄積されていく経験であり、そして判断に関わる識別要素へと変化したものであり、エッセンス-(本質)の変容も含めて全てです。その最後に位置する識別要素は、エッセンス-(本質)そのものとは違います。

恋をしている誰かさんが金星で表されるとしても、金星という物質は、恋をしている肉体を持った人とは明らかに違っています。でも、エッセンス-(本質)を示していると占星術では考えるわけです。それは両方とも同時に成り立って存在しています。金星が動けば(惑星はチャートに張り付いているわけではありません)、恋心も同時に動きます。それは金星が動かすわけではなく、両方とも同時発生なのです。全たまねぎ構造太陽系宇宙の全体で、金星のエッセンス-(本質)が、全ての金星的なものの象徴とされます。それが占星術です。


■ エッセンス-(本質)を使って。

同時発生ゆえに、私たちは安心して惑星の動きを追いながら、占星術的な判断を加えていくことができるわけです。しかも、分けられるエッセンス-(本質)の数は七つです。月の引力に惑わされると、惑星が我々に影響を与えるかのごとく映ります。物理的な影響は月や太陽からは確実に受けているでしょう。でも、それはあくまでも物質的な影響であり、五感に感じる影響であり、イメージに対する影響力であり、情緒的な詩的な経験が蓄積されていくことで、エッセンス-(本質)の影響はこれら物理的な影響とはまた別の次元の話です。

恋をしている金星で示される人が、その恋人を示す火星にアスペクトで近付こうとしていれば、それは恋人と会えるチャンスが在ることを示します。恋心を示している物理的な力はありません。恋心をエッセンス-(本質)として持っている金星がチャートに存在します。惑星が動いていってアスペクトをします。物理的な力がこの時恋人同士に働くわけではありません。金星のエッセンス-(本質)と火星のエッセンス-(本質)が出会うとチャートが示すので、地上でも恋人同士が相まみえると判断するわけです。

恋人達を示す惑星は、時には水星と木星かもしれません。ある場合には月と土星かもしれないのです。時と場所によりエッセンス-(本質)を担う惑星達は変化します。


◆ エッセンス-(本質)の配分。

古来、目に見える惑星が七つであったことからエッセンス-(本質)は七つに分けられています。たまねぎ構造を持つ占星術的な宇宙観は、何時まで経っても七つを基本として成り立ちます。惑星が物理的な影響を与えると考えエッセンス-(本質)の考慮を怠った占星術は、外惑星を特に難しい考え無しに適当に占星術に取り込んでいます。そうではないよと、口を酸っぱくして述べています。


◆ エッセンス-(本質)そのものへの考察。

本質を捉えることは、スフィンクスの問いと同じ『汝自身を知れ』と同義の問いです。全く哲学の世界です。占星術は偉大な哲学に基づいています。『汝自身を知れ』、これに挑戦しない限りは占星術を学ぶ資格は無い・・・などとは申しません。興味があればそこに行き着くことは間違いないですよとだけお話しておきたい。物事の推移を占星術で見通せることを確証すればするほど、エッセンス-(本質)とはいったい何かを考え始めます。物事を動かしている偉大なシステムはいったいどんなものなのだろうか? 答えは、逆に人間自身の心の内側に内在しています。そこへ我々を導くのです。


◆ エッセンス-(本質)のルーラー太陽。

さて、エッセンス-(本質)中のエッセンス-(本質)、エッセンス-(本質)のルーラーとして太陽は君臨します。タマネギ構造の太陽系宇宙の生みの親、全ての源泉、太陽系の太陽の消滅はエッセンス-(本質)ごとまるまる太陽系の消滅です。この太陽が9ハウスでJOY(JOYの概念については飛ばします)です。太陽はエッセンス-(本質)を表しますが、エッセンス-(本質)そのものではありません。それは上述の金星と同じです。 9ハウスは真理探究のハウスであり、哲学のハウスであり、学問追求のハウスであり、占星術のハウスです。


◆ エッセンス-(本質) 外伝

ところでこの占星術に当てはめられたナチュラル・ルーラーは水星です。これは実に面白いことを示しています。占星術のナチュラル・ルーラーである水星は、召使いとしての役割を強く担っています。善も悪も関係ありません。訓練されたエージェントのように彼(水星)は命令を実行します。正確な推論と思考能力は、命令をどうすれば忠実に実行できるかを検討し反すうし、時と場合によっては変更をも加えて彼は実行に移します。そして、報告をするのが訓練された雇われた者としてのメッセンジャーとしての義務です。そう、6ハウスのルーラーとしての意味をふんだんに持っている水星が、占星術のナチュラル・ルーラーです。

9ハウス(心、太陽)のオーダーによってエッセンス-(本質)を把握せよと命令を受けて活動しているのが、この水星(推論思考能力、召使い、占星術のナチュラル・ルーラー)です。

エッセンス-(本質) Part U

 ■ 負のミューチャル・リセプション

これはデトリました。

■ ミューチャル以外の リセプション

モダンな占星。

2012年1月2日(月曜日)


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