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西 洋 占 星 術 の 命 題

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 ◆ 西 洋 占 星 術 の 命 題

星を読むことができるとしたら、・・・

 ■ 占星術師の利益

神の領域にある言語を読み解く術は、その領域に属する考え方に触れる機会を得るということです。

古代の賢人達は、敬虔な祈りと、感謝を込めて天と対座したことでしょう。大宇宙全体は、人間も含めて、神秘的で超自然的な活動を繰り広げていて、その全一統対とでも云うべくその姿から、『ある瞬間の』星々の位置は、高次のエネルギーに統べられて、まるで語りかける言葉のように天に展開されるのだと考えたのです。

我々の内面的なものが星々の位置を決定して作り上げているという、東洋の哲学に代表される唯識論的な考え方では、この宇宙は全一統対であるという考え方をさらに押し進めて、意志作用を含む思いは『ある瞬間の』星の位置をも我々自身が決定するとします。

これらの考え方のどれにしても、星の位置は何か意味のある事実を語っていると考えるということは、この宇宙の何らかの法則性を認めていることになります。

「それは宗教なのか?」、というと違うでしょう。宗教には教義というものが備わっていますが、日本の神道と近い多神教を背景とした西洋占星術には、教義は備わっていません。それでも、古代の哲学者たちは西洋占星術の中に巧妙に思想を入れ込んでもいます。それらは、自然発生的に考えられる事柄から成り立っています。ということは、日本でも当たり前のように考えられ、メソポタミアでも当たり前のように考えられた大自然の様相から組み立てられているといっていいでしょう。その一つに、方向指向性というものがあります。「東の空は良い、西の空はさみしい」と、いったようなものです。

南は意気高健とした元気の良さを示しますし、北は多くの神々の居る全ての魂の故郷の場所等と考えたことは、日本語の中にも籠められています。北は「気の多い処」ですし、南は「皆が見える処」ですし、西は「仁死」人の亡くなる場所、東は「日の頭が昇る処」と、メソポタミアの考え方と見事に一致してしまします。何故一致するのか? それは、素直に考えられる事柄だからと言えます。

  ◆ 一応の宗教の定義

西洋占星術は宗教では無い、という結論に導くためには、一応でも、「宗教」というものを定義しておかなくてはいけません。

宗教の定義は捉え処がないことは明らかですが、

  1. 祈るという行為が必ず備わっています。
    それは、自分達の求める価値観に従うものです。宗教観の違いは、価値観の違いかも知れません。
  2. 多くの宗教にはシャーマンに代表されるように神々とコンタクトを取るという行為が内在します。
    まったくそれらを行わない禅宗のような形態も存在しますが、その方が稀なものでしょう。
  3. 宗教として成り立つための、一定の教義が存在します。それらの中には、特殊な考え方が含まれます。

つまり、祈るという行為と、神とコンタクトを取るという行為が宗教には含まれます。そして、それ以外に教義があるということです。

 ■ 西洋占星術には、教義がありません

では逆に、占星術は宗教なのでしょうか? 

ボナタスという占星家は、占星術師に質問をするカレント(クライアント)にも神に祈れと忠告します。これは、占星術師はカレントよりも深く祈っていて当たり前だと言外に述べているようなものです。ウィリアム・リリーも学生たちへの言葉に、始めに、まず神に祈れと言います。神に祈らなければ判断を間違えるからともアドバイスします。ホラリー占星術においては、明らかに祈るという行為を勧めるので宗教と言えなくもありません。実際、生活を正せば正す程、読み解きやすいチャートが目の前に現れてくれるものです。でも、占星術で星の言葉を読み取ることを行っている人々は、占星術は宗教的な行為とは言えず、宗教と私に何も関係は無いと考えていることがほとんどでしょう。

占星術師に相談に来る人々は、何らかの転換点を見つけに来ることが多いものです。

  • どうしたら不幸を避けられるのか? 
  • 幸福になれるのか?
  • 私は、今、何をすべきですか? 

これらの問いは、かつて宗教に求められた類のものです。だからといって、占星術や占いがいきなり宗教であるとは言えないでしょう。再三述べるように、教義を押し付けることは無いからです。それでも、どこかチャートを読み取る行為は、神とコンタクトを取るという行為と、星の言葉を読み解くという行為とに、どこか類似点があるように目に写ります。

こうやって見てくると、占星術は宗教ではないにしても、かなり信仰的な雰囲気を備えた行為であることは確かでしょう。そうと認識できないほど当たり前に行われている処は、信心深くなくなった日本人ですけれども、どこかに神という敬虔なものを信じている頼もしい限りの行為です。

あなたは星々を通して、ひょっとしたら神々との会話を仲立ちしているのかも知れません。
「星の言葉を言語として読み解く行為をする」ということは、
明らかに宗教に類似した行為の一つです。 ですから、占うという行為は、祈るという行為があろうとなかろうと極めて信仰的な行為で、この二つ(祈ることと神の言葉を仲立ちすること)はとても手を握り易い距離にある事柄だと結論付けることができます。

また、占星術も宗教も同じような大きな問題、
「私の人生の意味は何ですか?」
に直面していることを考えると、またしても類似のスタンスに立っていると言えます。

※ これらのトピックは、The Astrological Journal 49号に載っているスーザンワードさんのお弟子さんであるケビン・ブリックス氏の論文、「Astrology and religious belief」を参考にさせて頂きました。

 2007年 9月10日 


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