■ コンテンツ
■ 占い四方山話し スカイプ |
■ 西洋占星術の 惑星の定義● 惑星とエレメント それが、西洋占星術という形を整えるに至ったのは地中海を取り囲む文化圏でした。 ■ 7つの惑星と カルディアン・オーダーカルディアン・オーダーとは、7つの惑星の原理です。一週間が七曜日であるように、時間は7つの惑星によって支配されています。つまり、惑星は時間を受け持つことができるので、西洋占星術上、惑星と名前が付けられていることを示します。天文学での太陽は恒星、月は地球の衛星です。しかしながら、西洋占星術上は、時間を受け持っているので惑星という名前が与えられているのです。天文学的な惑星でも、時間を受け持っていない惑星は、西洋占星術上の惑星ではありません。天文学上の「惑星」という名前に騙されないでください。 そして、7つの惑星はカルディアン・オーダーという並び順で並べられていて、それは遅い順に、土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月です。平均速度は、太陽と金星と水星は同じですが、逆行時のスピードも考慮すると、水星が早いということが分かります。視認できる実速度で並べられているのです。 ※ ここには多少、論理の飛躍があります。それは、太陽も月も地球の回りを回っているPlanets(惑星)として昔から考慮されてきたということです。月が地球の衛星であるという概念はありませんでした。しかしながら、太陽も月も天球を持ち、時間を1/7ずつを支配しているというのも事実ですし、紛れもなく西洋占星術の基礎です。又、見えるから、並ばせることができるという点でもトランスサタニアンと呼ばれる天文学の「惑星」とは異質の存在なのです。 ● 占星術と12サインジェフリー・コーネリアスの記すところ、天空の予兆や動きを書きとめることは紀元前1000年頃に始まり、その書き留めるという行為によって、人々の天文に関する知識はおおいに増えていったとあります。そして、太陽の軌道を12のシーズンに分けて、12のサインが出来上がったのは、ほぼ紀元前5世紀の新バビロニアでのことです。(The moment of Astrology ) ● エレメントの発祥 特にアリストテレスは『自然学』という本を著していて、5つ目の元素(エーテル)にも言及しています。また、元素を4つにしたのはエンペドクロスだと、その中に記しています。その中で彼は、大地が球体であることを説明しています。この考え方は、マニリウスにも踏襲されていきます。 ● 西洋占星術の胎動アリストテレスは、自らの著作の中で既に占星術に付いて語っていますから、西洋占星術が一応の形を整えたのは、12のサインが出来上がった紀元前5世紀のバビロニアから数10年を経て、ギリシャ哲学のエレメントが4つとなったエンペドクロス以降、この考え方が加わったBC450〜BC350頃だろうと考えられます。 ![]() アリストテレスの四元(しげん)の図 ● 5つ目のエレメント エーテル ■ エレメントに分けられた惑星● 天空の主役 ● エーテルを通す惑星、通さない惑星 (この部分の考察は、足りないと思います) ● 恒星に意味があるように、その他の惑星も、 2010年 1月13日 占星術が抱える本質 星占い ホラリー西洋占星術 項目トップ |
日本の西洋占星術が大転換する時期に |